指が転ばないようにするには
・筋トレのつもりでハノンを使い、指の筋肉が疲れることを確認する
・両腕を下げて、手のひらを回転させるように振ると、血液が指に届いて指が動きやすくなる
・あと、中国の健康玉というのがとても効く
・指というのは、大抵、内側に曲げて使うので、外側に伸ばすストレッチ
音を繋げることが重要(もちろんスタカートが望まれるときもある)
・やはり運指は大切
・ペダルの癖があると、いつも誤魔化すことになるので、基本的にペダルは使わない方がよい
・テヌートを意識する(音価をたっぷり)
・プレーヤーやテンポにより、スイング(跳ね、三連)の割合は変わる
・よくある日本人のジャズは2:1(66%)で、しかも途中が途切れているので、典型的にタッカタッカになる
・対して、本物は普通のベタな8分が少し跳ねている感じ(55%?)・・・ダァダ ダァダ ダァダ ダァダ
(ジャズミュージシャンはスキャットのシラブルをとても大切にする)
ジャズのリズムについて
・単なる1234 1234ではなく、それらのビートをいかに強く感じるか・・・
・毎回のビートが機関車のように押し寄せてくるイメージ
・踊るイメージが強いほど、聞いているリスナーが踊りたくなる
・ジャズを鑑賞するときに足や首を動かしてビートを感じる練習をし、4ビートのイメージを叩き込む
・弾くときに体(首だけでも)を動かしてみる(かっこいいリズムができているなら、必須ではない)
・ジャズは確かに裏のビートが重いが、必要以上に強調するというのではない
裏の音符を音量的に強く弾く、ということではない
・ジャズのリズムを強く意識して自然に弾けば、自然に裏が聞こえてくるということなのかもしれない
Any keyについて
・曲を分析し、コード進行を構造(設計図)として頭に入れる
・例えばイパネマなら、サビは半音上のmaj7から始まり、そのドミナント7に行き、
また戻ってくるのだが、そのときはm7になるなど
・ステラなら#4のマイナー7フラット5から始まるなど
ピアノは打楽器である
・ピアノだけでないが、フレーズの一つ一つの音、すべての音のリズムや長さを大切にする
とにかく、ゆっくりで練習すること(自分に厳しく、かっこよくなるまで)
その際、ペダルは使わない
ゆっくりで弾けなくて、速くは弾けない
一つ一つの音を極限まで大切にすること